
たくさんの案件があって、どれに応募しようか悩む……

良い案件に絞って応募したいけど、どこを見ればいいんだろう?
そんな方へ向けてこの記事を書いています。
なお今回は案件の内容や条件などを中心に取り上げます。
案件を依頼しているクライアントのプロフィールを見るときの注意点については、以下の記事を参考にしてみてください。
まだ登録していない方はランサーズとクラウドワークスにぜひご登録を!
案件の内容
まずは案件の内容についての注意点です。
案件の内容は、ランサーズであれば「依頼詳細」、クラウドワークスでは「仕事の詳細」の欄に記載があります。
ここで最も大事なことは、「自分にできる仕事か」をよく考えることです。
どんなに報酬がよくても、仕事を終えられなければ報酬はもらえませんし、あなたのプロフィールに低い評価が付いてしまいます。
「やってみたけどダメでした」とならないよう、慎重に判断しましょう。
「自分にできる仕事か」を考えるには、以下の3点に着目しましょう。
①応募条件
1つ目は、その案件に応募するために必要となる条件を自分がクリアしているかです。
「〇〇という資格を所持していること」「〇〇を用いて業務を行った経験があること」などはっきり明示されていることもあれば、ちゃんと依頼内容を読んで判断しなければならない場合もあります。
スマホを使用する仕事では、「iPhone11以降所有者」のような条件が設けられていることもあります。
条件を満たしていないのに応募するのはNGですので、くれぐれも気を付けましょう。
条件を満たしていないならその案件はすっぱりあきらめて、他の案件を探しましょう!
②仕事内容
2つ目は、自分にできる仕事内容かどうかです。
これはしっかり具体的に確認しましょう。
「何となくこういうことをするのはわかるけど、実際に何をするのかはよくわからない」という状況で応募するのはNGです。
応募前にクライアントに問い合わせもできるので、実際の業務が具体的にイメージできる案件であることを確認してから応募するようにしましょう。

何とかなるだろうと思ってたけど、いざ業務を始めてみたら何をすればいいのかさっぱりわからない……

このような状況になってしまったら怖いですよね……
経験やスキルがない初心者の方におすすめの案件を、以下の記事にまとめているのでぜひご覧ください。
③納期
3つ目は、自分が納期までに仕事を終えられるかどうかです。
これは最も見落としやすいポイントです。
案件のページの、ランサーズでは上の方にある「希望納期」の欄、クラウドワークスでは上の方にある「納品完了日」の欄に記載されていることがあります。
応募→選考→受注者の決定→契約→仕事内容の説明→仕事の開始、というように応募から仕事の開始まではある程度時間がかかります。
応募する日から納期までは1週間あっても、実際に業務を開始できるのは納期の2日前なんてこともあり得ます。
それも考慮に入れて、十分間に合う納期設定になっているかを自分のスケジュールと照らし合わせて判断しましょう。
報酬金額
次に案件の報酬についての注意点です。
報酬については、「契約金額〇〇円(税込)」というようにクライアント側で指定している仕事もあれば、「〇〇~〇〇円ぐらいで考えています」と幅があったり、「見積もりをお願いします」とワーカー側の提示にゆだねている場合もあります。
なかなか適正な金額がつかめない初心者のうちは、金額が指定されている仕事を選んだ方がよいかと思います。
指定されている場合でも、仕事の内容や分量に見合った金額であるかをよく考えましょう。
このように、時給に換算すると適正な金額かどうかがわかりやすいと思います。
※手数料の計算については、以下の記事を参考にしてみてください。
初心者の方が実際にいくら稼げるのか、どうすれば安定して稼げるのかということについては以下の記事をご覧ください。
応募者数
ランサーズ・クラウドワークスともに、何人のワーカーがその仕事に応募しているか見ることができます。
ランサーズでは「提案状況」の「提案数」、クラウドワークスでは「応募状況」の「応募した人」の欄に記載があります。
当然のことですが、あまりに応募者数が多い場合、なかなか選ばれるのは難しいです。
自分の持っているスキルや経験が仕事内容に完璧に合致しているような手ごたえのある場合を除き、100名近い応募のある案件は避けた方がよいでしょう。
できれば応募者数が1桁、多くても10数人程度の案件が初心者の方にはおすすめです。
ただ、募集開始からある程度時間が経っているのに応募者数がゼロのものは注意が必要です。
この場合、何かしらワーカーから避けられている理由があると考え、仕事内容を慎重に見て判断したほうがよいでしょう。
応募者数は、できれば1桁、多くても10数人程度の案件がおすすめ。
※ただし、応募者数がゼロのものには要注意!
その他のポイント
ここまで「案件の内容」「報酬金額」「応募者数」について見てきました。
以上のポイントでかなり案件は絞れるかと思います。
以下2点はさらにより良い案件に絞るためのポイントです。
依頼の継続の有無
毎回仕事に応募して、選考を経て、仕事の説明をしてもらって……という過程があるのはたいへんですよね。
仕事を終えた後に、同様の仕事で継続の依頼があれば、その過程がないのでスムーズに業務を進めることができますし、安定して報酬を稼ぐことができます。

仕事内容の説明なども省略できます
継続依頼を受けるためには、最初に応募する際に「継続依頼があり得るのか」を見ておくとよいでしょう。
「今回限り」とあればまず間違いなく継続依頼はありませんし、「出来がよければ継続依頼します」のようにあなたの仕事次第の場合もあります。
タイトルなどに書いてあることもあるので、案件のページをすみずみまでよく読んで判断しましょう。
継続依頼について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
文章の雰囲気
案件のページを見ていて、「条件や仕事内容は大丈夫だし、報酬も十分なのに、なぜか自分には合わなそうだな…」と思ったら慎重に考えたほうがよいでしょう。
顔文字や記号の使い方、説明の順序、書く内容、用いる表現など、文章には人柄が表れます。
それが自分に合わなそうなら、あなたとクライアントの相性がよくない可能性が高いです。
なるべく自分の感性に近い文章の案件を選ぶことで、実際の業務の際にストレスなくコミュニケーションを取ることができるでしょう。
- 依頼の継続の有無を確認しよう!
- 文章の雰囲気が自分と合わない案件には注意が必要!

とにかく案件のページは読み飛ばさないよう、ゆっくり何度も読みましょう!
初心者が案件を選ぶときの注意点まとめ
- 案件選びの際は、案件の内容・報酬金額・応募者数を中心に見る。
- 案件の内容は、「応募条件を満たしているか」「自分にできる仕事内容か」「納期までに終えられるか」をしっかりと確認する。
- 報酬金額は時給換算すると検討しやすい。
- 応募者数は、1桁~多くても10数人程度の案件がおすすめ。
- 依頼の継続の有無と案件についての文章の雰囲気を考慮に入れるとさらに案件を絞れる。
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